2024年11月15日(金)
公式サイト→https://iictokyo.esteri.it/ja/gli_eventi/calendario/%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%8e%e6%bc%94%e5%a5%8f%e4%bc%9as/
イタリア文化会館コンサートシリーズNo.17
サルヴァトーレ・シャリーノ作品演奏会
指揮:杉山 洋一 Sugiyama Yoichi
フルート:村上 景子 Murakami Keiko
クラリネット:田中 香織 Tanaka Kaori
ピアノ:黒田 亜樹 Kuroda Aki
ヴァイオリン:アルド・カンパニャーリ Aldo Campagnari
ヴィオラ:般若 佳子 Hannya Yoshiko
チェロ:北嶋 愛季 Kitajima Aki
ソプラノ:薬師寺 典子 Yakushiji Noriko
<プログラム>
*夜の(1971)ピアノ De la nuit*夜の果てで(1979)ヴィオラ Ai limiti della notte
*目覚める前に死なせて(1982)クラリネット Let me die before I wake
*さようなら、風の家よ(1993)フルート Addio case del vento
*風が運んだ、地球の裏側からの手紙(2000)フルート Lettera degli antipodi portata dal vento
*1本弦の幻想曲(2009)ヴァイオリン Capriccio di una corda
*風もなく(2019)チェロ Senza vento
*5声のアリオーソ(2018)フルート、クラリネット、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ Arioso a 5
*1通の手紙と6つの唄(2021)フルート、クラリネット、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ソプラノ Una lettera e 6 canti
開演:11月15日(金)18時30分(開場18時)
会場:イタリア文化会館ホール
主催:イタリア同時代芸術を広める会、イタリア文化会館
助成:公益財団法人野村財団
制作:東京コンサーツ
お申し込み:しばらくお待ちください。
お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it
※このコンサートはサントリー芸術財団佐治敬三賞推薦コンサートです。
プロフィール
サルヴァトーレ・シャリーノ Salvatore Sciarrino
1947年イタリア・シチリア島、パレルモ生まれ。
音楽学校に通わずに独学で12 歳から作曲を始め、1962 年に最初の公開コンサートを開いた。1983 年からウンブリア州のチッタ・ディ・カステッロに居住。その音楽は異なる聴き方や感情的認識を促す独自の要素を持ち、40 年以上にわたり驚異的な創造的発展を遂げてきた。これまで、スカラ座をはじめとする劇場や楽団、音楽祭からの作品委嘱も数多く、作品はRicordi 社およびRAI Trade 社から出版され、リリースされたCD は100 枚以上に及ぶ。オペラのリブレットや様々なジャンルの記事の執筆、教育者としても活躍し、ボローニャ市立歌劇場の芸術監督も務めた。ザルツブルク音楽賞(2006)やヴェネツィア・ビエンナーレから生涯功労賞の金獅子賞(2016)を受賞するなど、数々の功績が認められている。2024年10月には神奈川県民ホールにて「ローエングリン」(1982-84)、「瓦礫のある風景」(2022)が日本初演される。
杉山 洋一 Sugiyama Yoichi
1969年東京生まれ。作曲を三善晃、フランコ・ドナトーニ、サンドロ・ゴルリに、指揮をエミリオ・ポマリコ、岡部守弘に師事。作曲家としてミラノ・ムジカ、ヴェネツィア・ビエンナーレをはじめ、国内外より多くの委嘱を受ける。指揮者として東京都交響楽団、アレーナ・ディ・ヴェローナ、ボローニャ・テアトロコムナーレ交響楽団など日欧で多くのオーケストラ、アンサンブル、オペラを指揮。
オーガナイザー、プロデューサーとしての活動も活発で、高橋悠治作品演奏会I「歌垣」(2018)、同II「般若波羅蜜多」(2019)、松平賴暁のオペラ「The Provocators~挑発者たち」(2018)、フェニーチェ堺のオープニングシリーズ「武満徹ミニフェスティバル」(2019)があり、いずれも指揮も担当している。
作曲家として、第13回佐治敬三賞、第2回一柳慧コンテンポラリー賞受賞。指揮者として2018年芸術選奨文部科学省大臣新人賞受賞。
1995年にイタリア政府から作曲奨学金を得て以来ミラノ在住。現在はミラノ市立クラウディオ・アッバード音楽院で教鞭を執る。
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